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2019/12/02

究極のホットカクテル

究極のホットカクテル

こんにちは!SAKEテンダー・駒澤です。

皆さん、カクテルの定義ってご存じですか?


それは至ってシンプル。


2つ以上のものを混ぜた液体はなんでもカクテルなんです。ですので、今日ご紹介する「割り水燗」も実はカクテルと呼べるんです。


「割り水燗」というのは、お酒にお水を加えて温める燗酒のことを指します。お水で割ることでアルコール度数を下げて飲みやすくし、さらに飲み口を優しくする効果があります。

ただ、どんなお酒やお水でもいいかと言うとそういうわけにはいきません。お水を加えても味が崩れない芯のしっかりしたお酒と、そのお酒と相性の良いお水が必要です。

今日ご紹介するのは、燗酒コンテストで金賞を受賞したお酒と、そのお酒の原料になったお水(仕込み水と言います)を使った割り水燗です。




私が最高の組み合わせだと思っている静岡の「白隠正宗」と、その仕込み水である富士山の伏流水。しかも今回はそれを「蒸し燗」にしてしまいます。


そう、湯せんではなく、蒸して温めるのです!


どうして蒸すかって? それは最後の豆知識に書いてあります♪


造り方はいたって簡単。


①徳利にお酒を注ぎ、仕込み水を加えます。

分量はお好みですが、一合(180ml)の徳利なら酒 150ml:水 30mlぐらいが適量でしょう。(薄く感じたら2回目はお酒の量を増やしてみてください。)



②水を張った蒸し器に徳利を入れて弱火~中火で温めます。(時短の場合は最初から蒸し器を温めておきます。)



蒸し時間は適当。


(というより、蒸し器の大きさや張る水の量、火力や徳利の大きさにもよるので正解が出せません。でも安心してください!蒸し燗は熱くしすぎても味は崩れません!何回かやりながらベストの時間を探ってみてください。気になるようでしたら、たまに蓋を開けて、料理用の温度計で温度を計りながらつけても良いと思います。)



③蓋に水滴がたくさんついてきて、「そろそろかな?」と思ったら、取り出して温度をみます。



お好みの温度(私は50度ぐらいが好きです)になったら、お猪口に注いで頂きましょう!


その飲みやすさと柔らかさといったらもう!(うっとり)


皆さん本当に驚くと思いますよ。


比較したい場合は、同じお酒を湯せんしたもの(これだけでも十分旨いですが)と飲み比べると違いがよく分かります。


これは口で言っても伝わりませんね。この割り水燗を実際に味わいたい方はこちら!


https://sakurasaketen.com/post-2011/


ついでに野菜も蒸して一緒に頂いてしまいましょう(^^♪




【今日の豆知識】


●割り水燗


加水燗とも言います。アルコール度数を下げることで無理なく、心地よく酔うことができます。二日酔い予防にも効果的です!


●蒸し燗


蒸しの特徴は熱伝導の遅さです。お酒に熱がゆっくり加わり、ストレスなく温められることによって角が取れまろやかになります。実はこの白隠正宗の蔵元さんが蒸し燗を提唱しています。是非お試しあれ!