
創業1873年。
「究極の食中酒」をテーマに、
食を引き立てる名脇役を目指す蔵元です。
地名銘柄の「愛宕の松」は時の詩人・土井晩翠が
こよなく愛した酒としても有名で
「館山の頂き開く 酒むしろ 愛宕の松の薫いみくじ」という詩を書き残しています。

五代目の新澤巌夫氏は、2002年より宮城県
最年少社氏(さらには同県初の蔵元社氏)に就任し、
当時傾きかけていた蔵の再建に着手。
同年に立ち上げた「伯楽星」は、
「食中酒」というコンセプトをどこよりも明確に打ち出し、
甘みを抑えたシャープな
味わいで全国にファンを増やしていきました。

しかし、2011年、東日本大震災で蔵は全壊。
そんな絶望の中でも、新澤氏の不屈の精神と彼を慕う蔵人、
そして大勢のボランティアの力によって仕込み蔵を柴田郡川崎町に移転、
同年中に見事復活を遂げました。
2016年には「あたごのまつ」が日本一に、
2018年には22歳の最年少女性杜氏が誕生した後すぐに金賞を獲得するなど、
さらなる高みを目指し、今なお進化を続ける蔵元です。
株式会社新澤醸造店のおすすめ商品
株式会社新澤醸造店について
蔵元名 | 株式会社新澤醸造店 |
---|---|
所在地 | 本社: 宮城県大崎市三本木、醸造蔵: 宮城県柴田郡川崎町 |
代表銘柄 | 伯楽星(はくらくせい)、愛宕の松(あたごのまつ)、飛龍(ひりゅう)、残響(ざんきょう) |
銘柄の由来 | 伯楽星とは「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にあらず」という逸材を見出す眼力の重要性を説いた言葉と、伯楽が育てた名馬が天に昇ったという地元に残る伝説に由来。「伯楽」は中国周代を生きた、馬を見分ける名人。消費者に品質を見抜いていただこうという思いが込められています。 |
歴史・環境 | 創業1873年。「究極の食中酒」をテーマに、食を引き立てる名脇役を目指す蔵元です。本社はササニシキ・ひとめぼれ発祥の地・宮城県大崎平野の南に位置。地元銘柄の「愛宕の松」は時の詩人・土井晩翠がこよなく愛した酒としても有名で、「館山の 頂開く 酒むしろ 愛宕の松の 薫いみじく」という詩を書き残しています。 しかし、2000年を迎える頃には普通酒が全生産量の90%以上を占めるという厳しい経営状況に。五代目の新澤巖夫氏が蔵に戻った頃、県の鑑評会の成績は下から2番目でした。新澤氏は廃業を考えていた先代を説得し、2002年に宮城県最年少杜氏(さらには同県初の組合に属さない自社杜氏)として蔵の再建に着手。同年に立ち上げた「伯楽星」は、当時あまり耳にしなかった「食中酒」というコンセプトを明確に打ち出し、甘みを抑えたシャープな味わいで全国にファンを増やしていきました。 2011年、東日本大震災により蔵は全壊しましたが、新澤氏の不撓不屈の精神と彼を慕う大勢のボランティアの力により、仕込み蔵(製造部)を柴田郡川崎町に移転、同年中に見事復活を遂げました。更なる高みを目指して今なお進化を続ける蔵元です。 |
こだわり | 徹底した品質管理こそがこの蔵の一番の特長です。搾ったお酒は全品マイナス5度で管理されており、熟成のタイミングを見極め、少し若目の状態で出荷することにより、消費者の口に入る頃にお酒のピークを合わせています。 |
主な受賞歴 | 2009年より「伯楽星 純米大吟醸」が日本航空国際線のファーストクラスに搭載開始。 2010年、2014年、FIFAワールドカップ公認の日本酒に選ばれる。 2010年、「残響」がアメリカ・グラミー賞のレセプションで振る舞われる。 2015年、雑誌「PEN」の日本酒ミシュラン特集で「伯楽星 特別純米」が三ツ星取得。 2016年、日本最大の日本酒審査会・SAKE COMPETITION 2016の純米部門にて「あたごのまつ 特別純米」が日本一に輝く。 2018年、ブリュッセル国際コンクール(CMB) SAKE selection 2018 本醸造部門にて「あたごのまつ 鮮烈 本醸造」が第一位を獲得。 2019年、平成30酒造年度全国新酒鑑評会にて「あたごのまつ 大吟醸 出品酒」が金賞を受賞。 |