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松瀬酒造株式会社(滋賀県蒲生郡竜王町)
「松の司」醸造元
地下120Mの大きな岩盤の下を流れる鈴鹿山系愛知川伏流水を仕込み水とし、
100%契約栽培により栽培法を定め十分に審査された酒米を、蔵人が時間をかけて精米。
酒に味わいをつける箱麹法による麹造りや、酒質を決める社内保存酵母菌による速醸酒母と、昔ながらの生酛酒母の採用。
また、発酵温度を低温に抑えながらも完全発酵を目指す小仕込み(1.2t以下)によるモロミ工程、そして瓶詰貯蔵による低温熟成管理(5℃以下)など、永年の経験による出来る限り丁寧な手造りが、深遠な味わいの「松の司」を醸しだしています。使用するすべてのお米を契約栽培で賄い、「環境こだわり農産物」(農薬・化学肥料を従来の半分にする)しか使わない自然との共生を信念にした酒造りに邁進されています。 -
武内酒造(武内合資会社)(岐阜県大垣市伝馬町1)
「一滴千山」醸造元
1744年(延享元年)、江戸中期の大垣城下で酒造りを始めた蔵。岐阜県大垣市は水の都と謳われて昭和50年代後半ごろまではいたるところに湧水があった町で、かの松尾芭蕉の「奥の細道」旅の終着地点になったことでも知られています。9代目蔵元である武内昌史氏は桶売りをやめたものの、なかなか自身の酒の方向性を打ち出せない時期が続きましたが、2012年にそれまでの主な収入源であった酒類卸売業を廃止して酒造り一本で行くことを決意。目指すのは、しっかりと味わいが乗りながらもさばけとキレの良い飲み飽きしない日本酒。26酒造年度はタンク6本のみの小さな造りですが、想いの大きさを感じさせる出来栄えです。 -
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ほまれ酒造株式会社(福島県喜多方市松山町)
「会津ほまれ」の銘柄で会津を代表する酒蔵の一つ。世界でも最も権威のあるワインのコンテスト・IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)にて4年連続でメダルを獲得している、まさにメダルの常連。2015年には出品数過去最多となる300蔵876銘柄の中から、その頂点に与えられる最高賞「チャンピオン・サケ」に輝きました。全国新酒鑑評会では12回の金賞受賞を誇り、日本最大規模のSAKE COMPETITIONでも上位入賞を果たすなど、国内外で高い評価を得ている今話題の蔵元です。風評被害を乗り越え、福島の酒の旨さを世に広めるべく、当蔵の挑戦は続きます。
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株式会社MCG(宮城県大崎市三本木蒜袋字塚田37番地1)