その他 投稿日:2020年02月13日(木)

寒紅梅酒造 酒造り体験レポート第四回「洗米・浸漬/仲仕事」

さくら酒店

こんにちは!WEB担当の大角です!

先月、三重県の寒紅梅酒造さんで1日かけて、中国からいらっしゃったインポーターのお二人と共に、酒造り体験をさせていただきました。

この体験を数回に分けてご報告します!

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第一回 寒紅梅酒造さんとは?どんな味わい?

第二回 麹室で切り返し・盛り 

第三回 蒸米の冷却と酒母造り

第四回 洗米・浸漬/仲仕事 ←今回はここ

第五回 増田杜氏の考える良い酒造り・こだわりとは?

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【第四回 洗米・浸漬/仲仕事】

●洗米・浸漬

お米を洗って、水に浸す工程です。

白い作業用の長靴に履き替えた後、洗米機を使ってお米を洗います。

秒単位で時間を測って分担してスムーズに作業を進めます。

・お米を10kgずつ測り、洗米機に入れる人

・時間になったら洗米機からお米を出し、洗い流す人

・お米を水に浸し、時間になったら上げて測量する人

この3人に分かれて行いました!

ここでは、洗米機を使うこと・秒単位の時間設定によって最小人数で誰でもれ切るような工夫をされていました!

 

YouTubeで動画もあげていますので、ご覧ください^^

https://youtu.be/3K_6BeOvGAE

 

●仲仕事

朝一番に箱に分けて寝かせて置いた麹を布を持ち上げて混ぜることで、全体の温度を一定にする作業です。

温度が下がらないように時間勝負です!!

2人1組で、対面から布を持ち上げ、右手、左手と交互に布を勢いよく持ち上げ、お米をかき混ぜていきます。

なかなか上手く出来ずに時間がかかってしまいました。。。

また、麹菌には酸素が必要なので、定期的に麹室の扉を開ける必要があり、結構これが手間になるのですが、

寒紅梅酒造さんの麹室は、高低差のある2本の煙突を作ることによって、自然と空気が循環する作りになっていました!

洗米機、役割分担、秒単位の時間設定、などの業務のシステム化。

そして、扉の開け閉めをしなくてもいいなどの設計上の工夫により、

手間を減らし、少人数でも美味しいお酒を醸せるように工夫されているんですね!

おもしろいですね!

皆様も是非、お近くの酒蔵さんの見学に行ってみてください♪

 

【寒紅梅酒造 おすすめの日本酒

寒紅梅 純米吟醸 55 1800ml

加熱処理をしたとは思えない、青々としたもぎたての果実のようなフレッシュさ。優しい甘味とそれをキュッと引き締める程良い酸味が後を追いかけます。開栓後の持ちも良く、日を置いても味わいのバランスが崩れにくいのがポイントです。

 

 

次回は、「第五回 増田杜氏の考える良い酒造り・こだわりとは?」

お楽しみに!

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