フルーティーな日本酒とは?特徴とおすすめの銘柄をご紹介

「フルーティーな日本酒はどのように探せばよいのだろうか。」「そもそもフルーティーな日本酒とはどんなものだろう。」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。
フルーティーな日本酒は、普段日本酒をあまり飲まない方や女性でも挑戦しやすい銘柄が多く存在しています。

ここではフルーティーな日本酒の特徴と選び方、おすすめの飲み方をご紹介します。
フルーティーな日本酒のおすすめの銘柄も合わせてご紹介していますのでぜひ日本酒選びの参考にしてみてください。

女性からの人気も高いフルーティーな日本酒

フルーティーと言われる日本酒の多くは吟醸酒に分類されます。
フルーティーな日本酒はすっきりとしていて飲みやすく、女性やあまりお酒を飲まない方からも人気があります。
またギフトとしてもおすすめの日本酒です。

フルーティーな日本酒の特徴

そもそもフルーティーとは香りを表現するものです。
日本酒は原料米を磨くことで香り立ち、その香りは吟醸香ともいわれます。
その香りはメロンやバナナ、りんご、マスカットなどの果物に例えられることも多いです。

フルーティーさを生み出す要因の1つとして酵母があげられます。
酵母は日本酒のアルコール発酵を促す原料ですが、この酵母によって香り成分も生成されています。

吟醸香とは？

吟醸香とは日本酒を発酵させる際に発生する香りです。
吟醸香は精米歩合を高めた原料米を低温で発酵させることで生成されやすくなります。

フルーティーな日本酒の選び方

フルーティーな日本酒の選び方のポイントをご紹介します。

吟醸酒の中から選ぶ

フルーティーな日本酒の多くは吟醸酒であるため、吟醸酒の中から選ぶことが1つのポイントです。
吟醸酒は精米歩合が60%以下のものを指します。
その中でも精米歩合が50%以下のものの多くは大吟醸と呼ばれています。

甘口か辛口かで選ぶ

甘口か辛口かで選ぶ方法もあります。
甘口・辛口を判断する1つの指標として日本酒度があります。
一般的に日本酒度がマイナスの場合は甘口、プラスの場合は辛口に分類されます。

甘口の日本酒はフルーティーなものが多く、まろやかな味わいで女性や日本酒を普段あまり飲まない方でも飲みやすいものが多いです。
辛口の日本酒は切れ味がすっきりとしているものが多く存在します。

フルーティーな日本酒のおすすめの飲み方

フルーティーな日本酒をより美味しくいただくために、おすすめの飲み方をご紹介します。

冷やしていただく

5~10℃程度に冷やすことでよりフルーティーで華やかな香りを感じることができます。
また喉越しもすっきりとして飲みやすくなるため冷やしていただくことがおすすめです。

器にこだわる

日本酒を注ぐ器にこだわることもおすすめです。

シャープな切れ味の大吟醸には薄いガラス製がよいでしょう。
香りをしっかりと楽しみたい場合はうすはりグラスや飲み口のすぼまった釣鐘型の器をおすすめします。

おすすめのフルーティーな日本酒

おすすめのフルーティーな日本酒をご紹介します。

さくら酒店オンラインショップではフルーティーで飲みやすい日本酒を種類豊富に取り扱っております。
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作(ざく) 雅乃智(みやびのとも) 純米大吟醸 中取り

画像出典：公式サイトより引用

雅乃智(みやびのとも) 純米大吟醸 中取り一番クリアな「中取り」のみを詰めたお酒です。
「中取り」とは、もろみを搾る際に最初に出てくる「あらばしり」と最後の「責め」という部分を除いた部分のためデリケートでエレガントな味わいとなっています。

日本酒王子 近藤悠一

フルーティーな日本酒の王道、と言えばこれ。とにかく栓を開けた瞬間に、部屋中に広がる果実の香りに包まれ、うっとりします。

伯楽星 純米大吟醸 社下久米(やしろしもくめ)産山田錦 29%精米

山田錦の原産地である兵庫県の特A地区の中でも社下久米地区の山田錦（特等米）だけを贅沢に使用した純米大吟醸酒です。
精米歩合29%まで磨かれたお酒はバナナやメロン、いちごを思わせる上品でフルーティーな香りに包まれます。

勝山 「献」 純米吟醸

より洗練された新ラベルの日本酒です。
メロンを思わせる気品あふれる薫りとなめらかな飲み心地が特徴で、 さらりとした口当たりから広がる綺麗な旨味が後を引く仕上げとなっています。

日本酒王子 近藤悠一

控えめながらも香り立つパイナップル系の優しい香りと甘み、それでいてすっきりシャープに切れていくバランスが素晴らしい一本です。

七田 純米吟醸13(低アルコール)

七田ブランドのコンセプトである「米本来の旨味を最大限引き出す」ことと、低アルコールの「軽快さ」を蔵人の「技」で融合させた新しいスタイルの純米吟醸酒です。
洋梨やメロンを思わせる心地よい香りが漂います。

日本酒王子 近藤悠一

気持ちを晴れやかにさせてくれるパーティーや御祝のシーンにぴったり。アップテンポで軽やかな味わいと、心地よく広がる桃やメロンなどを思わせる香りが優しい。

石鎚 真精大吟醸 無濾過原酒 袋吊りしずく酒

西日本一高い山「石鎚山」のふもとに位置する蔵元で、精米歩合35％の兵庫県特A地区吉川産の特上山田錦を全て手洗いで処理して醸された大吟醸の原酒です。
メロン調の穏やかな香りと優しい味わいが心地よい安定感抜群の酒質が特徴です。

日本酒王子 近藤悠一

「うちぬき」という湧き水が市内いたるところに湧く西条市にあって、蔵元が最も清廉な水が蔵の仕込み水だと胸を張るのもうなずける。そのきれいな水を最大限に表現したきれいな大吟醸。

「残響」超特選 純米大吟醸 Super7 2020ヴィンテージ

日本酒史上最小級の精米歩合を誇る純米大吟醸酒です。
契約栽培米「蔵の華（くらのはな）」を350時間かけて自家精米し、酒造技術の限界に挑んだ結果、精米歩合7%の日本酒が完成しました。

マスカットやラフランスを思わせる優しい香りとベルベットのように滑らかでしっとりとしたアタック、そして残るほのかな余韻が贅沢な時間を演出します。

日本酒王子 近藤悠一

「なんてきれいなお酒なんだろう」残響を初めて飲んだ時の印象でした。毎年進化を続ける新澤醸造店さんのお酒のなかで、一つのマイルストーンとでも言うべきがこの残響のビンテージ。マイナス5℃で熟成させることでフレッシュさと丸さ、奥深さを感じられます。

東洋美人 一番纏(いちばんまとい) 純米大吟醸

日露首脳会談で振る舞われた唯一の日本酒で、限定復活の商品となっています。
低温にて長期発酵させることで生み出された透明感のある味わいと氣品高い煌びやかな吟醸香が特長的な、「壱番」の名にふさわしい王道の純米大吟醸です。

日本酒王子 近藤悠一

きらきらとした華やかな香りは、まさしく一番、という名前にふさわしい高貴さ。その透明感に世界中の人が虜になること間違いなしです。

メガネ専用

スタッフ全員メガネの蔵人で造った、白桃のようなフレッシュな香りとやわらかな口当たりで甘み・酸味のバランスに優れた、ほんのり甘酸っぱいキュートな味わいの限定酒です。
見た目だけで中身はたいした事の無い商品ではなく、本格的な商品です。

日本酒王子 近藤悠一

桃を思わせる香りとスムーズな口当たり、優しい甘みのトータルバランスに優れた一本。ラベルのポップな印象からはいい意味で裏切られる本格的な味わいです。

からはし 純米吟醸 山田錦

精米歩合60％で40％の酒に限りなく近づけるという難題に挑戦し、満を持してリリースされました。
リンゴや南国フルーツを思わせる華やかな香りと、酸味と甘みのバランスのとれた瑞々しい味わいが特徴的な純米吟醸です。

日本酒王子 近藤悠一

パッションフルーツのような香りからは上品さがただよい、なめらかに滑っていく曲線が描くシュプールが美しい。

寒紅梅 純米吟醸 山田錦50

火入れ酒とは思えない青々としたもぎたての果実のようなフレッシュさが特長的な純米吟醸です。
華やかな香りとバランスの取れたふくらみ、軽やかに切れていく様が秀逸な寒紅梅の真骨頂といえます。

日本酒王子 近藤悠一

青りんごのようなニュアンスの香りからは、エネルギッシュなフレッシュさを感じます。王冠を開ける際にポンと勢いよく目覚める液体にはガス感が閉じ込められており、一口口に含めばそのテンポにテンションがあがります。

SYSTEMA SOLARE SERIE MERCURIO 〜水星〜

年間１万種近く全国の日本酒をテイスティングしていた、フリーランスsakeソムリエ「てるじい」と来福酒造のコラボ商品です。
マスカットやグレープフルーツのような爽やかな香りと透明感ある酒質が特長的で、冷やしても温めても美味しくいただけます。

日本酒王子 近藤悠一

まるでマスカット、という言葉がぴったりのお酒。マスカット特有のあの香りを多く生成する酵母を使用して、若干の渋みも伴っています。

雨後の月 䨩 RAY 純米大吟醸

最高級の兵庫県産山田錦を7%まで磨いて雨後の月の頂点に立つお酒として誕生しました。
透明感と神秘的な余韻がまるで全てを浄化する雨後の景色を思わせます。
若々しい酸味と瑞々しい甘み、最後の一滴まで品格を演出するまさに透き通ったセンシティブな味わいを表現した最高級の純米大吟醸酒です。

日本酒王子 近藤悠一

パッケージもさることながら、この圧倒的な存在感には目を見張るものがあります。透明感のある柔らかな味わいはアタックから余韻まで寸分の隙もなく、とにかく優しい。

六十餘洲 夏純吟 山田錦

梨を思わせる華やいだ香りがふんわりと漂う夏限定商品です。
夏向けにキリッとした味わいが表現されており、柔らかな米の甘みも感じられます。
あっさりとした料理との相性が抜群です。

日本酒王子 近藤悠一

食中酒としての落ち着いた香味ながらも、梨のような爽やか味わいが心地いい。どこまでも飲み続けられるバランスの良さが光る一本です。

文佳人 リズール 純米吟醸

文学を愛するようにこの日本酒を深く味わっていただきたいという想いが込められた、上品な白ブドウ（マスカット）の香りが食欲をそそる、限定純米吟醸です。
開栓直後はかなり硬くシャープなキレのある味わいですが、4～5日程経つと少しずつ丸みを帯びてきて舌触りが滑らかになってきます。

日本酒王子 近藤悠一

一口口に含んだ瞬間に、マスカットかと思う程の果実香と、下の上で踊るぴちぴちとしたガス感が疾走します。キュっと引き締まる後味の潔さも相まって、ワイングラスでぜひ飲んでいただきたい一本です。

獺祭 磨き二割三分

画像出典：公式サイトより引用

山田錦を23%まで磨いて造られた純米大吟醸酒です。
華やかな上立ち香とはちみつのような甘みが特徴的で、後味の長くきれいな余韻も魅力的な1本です。

花陽浴 純米吟醸 八反錦

少量のタンクで手をかけて丁寧に醸された純米吟醸酒です。
無濾過で瓶詰めした商品で、華やかな香りと果実を思わせる甘みとコクのある旨味が存分に感じられます。

鳳凰美田 純米吟醸 Black Phoenix 無濾過本生

希少な酒米である愛山を原料米に使用し、鳳凰美田らしくエレガントに表現した限定品です。
ほのかな甘味の口当たり、そして口の中で温められるとおもに広がっていく様々なフルーツの香りが特長的です。

仙禽 オーガニック ナチュール

画像出典：公式サイトより引用

完全無添加で醸造された超自然派日本酒です。
オーガニック米「亀ノ尾」を使用し、仙禽唯一無二の世界を創造しています。
完熟したバナナのような穏やかな香りと研ぎ澄まされた味わいが特徴です。

まとめ

フルーティーな日本酒の「フルーティー」とは香りを表現するものです。
フルーティーな日本酒は吟醸酒に多いため、吟醸酒の中から銘柄を探すことがおすすめです。
さらに日本酒度を参考に、甘口・辛口で選ぶことでお気に入りの商品を見つけることができるでしょう。

さくら酒店オンラインショップではフルーティーな日本酒を種類豊富に取り揃えております。
日本酒の種類別に銘柄を検索することもでき、また銘柄ごとに記載されている味わいの表でその銘柄の味わいをチェックしてから購入することも可能です。
ぜひ一度さくら酒店オンラインショップをご覧ください。
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