1分でわかる日本酒と水の関係 ~硬水・軟水編~

こんにちは!WEB担当の大角です!
 ご存知でしたか?日本酒の成分の約80%は水でできています。
 それ故、日本酒造りに良質の水はかかせないもの。
 今日は水の硬度が日本酒の味わいにどんな違いが出るのか?をお伝えします。
 ぜひ、忘年会の場での小ネタとしてお使いください^^
<水の硬度とは?>
 よく、「海外旅行で行った先でお水を飲んだらお腹を下した」という話を聞きますよね。
 これは日本の水はほとんどが軟水なのに対し、ヨーロッパや北米では硬水が多いので、
 急に硬水が体に入ってくることで体が驚いてしまうから。
では、この硬水や軟水とは何なのでしょう?
 水には様々な物質が溶けていて、その中でも「カルシウムとマグネシウムが1Lあたりどれだけ含まれているのか?」を表す数値が「硬度」です。
 WHOの基準では、0~120mg/l 未満は軟水、120mg/l 以上は硬水となります。
<日本酒と硬度>
 水の硬度は味わいにどんな影響があるのでしょうか?
 結論から言いますと、
「硬水を使うと、ドライで酸が効いてキレが良い味わいになることが多い。」
ドライというと、こんな感じのお酒。
 ・大嘗祭献上米「とちぎの星」100%使用!「望 辛口純米」
 https://sakurasaketen.com/post-1712/
・日本一野菜に合う日本酒!コスパ抜群の「浅間山 大辛口」
 https://sakurasaketen.com/post-1033/
日本酒は、酵母が発酵を行う際に糖分を消費しアルコールを生み出すことで造られます。
 この発酵の際に、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが酵母が発酵をするのを手助けします。
 より頑張って働く酵母によって糖分が多く消費され、その結果出来上がった酒の糖分が少なくなることで、ドライな味わいになるのです。
つまりざっくりいうと、
「ミネラルが多く含まれている硬水を醸造に使うとドライなお酒になりやすくなる!」
ということでした!
持ち寄りの飲み会のお酒を選ぶ際は、こんなラベルのものも面白いかも!
 ・スラムダンク風のラベルが話題!「三井の寿 +14 大辛口」
 https://sakurasaketen.com/post-1328/
是非、このネタ、飲み会で使ってみてくださいね^^
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